Qstairs

現役AIベンチャーCTOの知見、画像認識(人工知能、Deep Learning)を中心とした技術ノウハウをアップしていきます

広告

【画像認識】Visual Studio CommunityでOpenCVを使おう⑤

前回の続きです。

と言いたいところですが、
またまた想定外のことが...
これまで、OpenCVはネットからインストールすればすぐに利用可能だったのですが、
どうやら最新のOpenCVは自分で必要なものを作る必要があるとのこと...
お手数ですが、ここに書いた作業を先にお願いします。m(_ _;)m


画面上の「プロジェクト」→「OpenCVTestのプロパティ」の順に選択します。
 ※OpenCVTestは設定したソリューション名によって異なります。
以下の画面が出てくるので、
左のメニューの「C/C++」→「全般」の順にクリックし、
右の「追加のインクルード ディレクトリ」に2.OpenCVをインストールでインストールしたOpenCVの「build\include」フォルダまでのパスを入力します。
 #ディレクトリとはフォルダのことです。

f:id:qstairs:20160407233107p:plain:w500

続いて、左のメニューの「リンカー」→「全般」の順にクリックし、
右の「追加のライブラリ ディレクトリ」に2.OpenCVをインストールでインストールしたOpenCVの「build\\x64\vc14\lib」フォルダまでのパスを入力します。

f:id:qstairs:20160407234524p:plain:w500

そして、同じ「リンカー」の「入力」を選択し、
以下のライブラリを追加します。
opencv_core310d.lib
opencv_highgui310d.lib
opencv_imgcodecs310d.lib
opencv_imgproc310d.lib

f:id:qstairs:20160408210706p:plain

完了したら各画面の「OK」を選択し、プロパティを終了します。

以上が3.Visual Studio CommunityにOpenCVを設定となります。
次回、いよいよOpenCVを使った画像認識のプログラムをご紹介します。

広告