【AI】日本初のAI・人工知能EXPO 出展内容
前回、日本初のAI・人工知能EXPOの雰囲気をご紹介しました。
全部を見て回ったわけではありませんが、
出展されていたサービスや製品は大きく分けて、
チャットボット、AI基盤、画像認識、データマイニング
に分かれていました。
今回はその中の一部を紹介させていただきます。
NTTドコモ
私がドコモのブースで見たセミナーでは、
IoTのミドルウェアということで、
デバイスとアプリのI/Fを仲立ちをする基盤の開発について紹介がありました。
簡単な概要を説明すると、
近年IoTデバイス(ライトとかスピーカーとか)が様々出てきていますが、
それぞれの企業、製品で制御するAPIが異なっています。
この状態では、IoTアプリを作る開発者は新たなデバイスが出るたびに対応する必要があり、
コストが高くなってしまいます。
そこで、IoTデバイスとアプリの間をドコモが取り持つために汎用的なI/Fを作り、
開発者が簡単にアプリを開発できるようにするというものです。
かなりのシェアとネームバリューを持っているドコモだからこそできる事業かと思います。
また、開発者がオープンにAPIを使える環境を用意しているのはいいと思いました。
dev.smt.docomo.ne.jp
これは良い事業だなと思いましたが、、、
配っていた資料の中に
画像認識エンジンと銘打って特定物体認識、一般物体認識を
年間のソフトウェアライセンスで紹介していました。
内容はよく見るサービスで、
特定物体認識⇒「見つけたいものを登録すればスマホのカメラで認識しますよ」
一般物体認識⇒「抽象的な物(城とか駅とか)をスマホのカメラで認識しますよ」
というもの。
しかも高額...(^_^;
IMJ×カラフル・ボード
IMJ×カラフル・ボードのブースでは、
「Pepper」と人工知能を活用した「SENSYソムリエ」
を紹介していました。
概要としては
客が店に行き、
ワインを試飲してペッパーに味や好みをフィードバックします。
そして、ワインに合わせる料理を選択するとおすすめのワインを紹介してくれるという流れです。
実際にやらせてもらいました。
今回、ほんとにワインを購入したわけではないので
ペッパー君がソムリエとして優秀かどうかはわかりませんが、
アトラクションとしては面白いのではないでしょうか。
伊勢丹新宿本店で働いているらしいので興味がある方は是非!
感想
今回、日本初のAI・人工知能EXPOに行ってみて
AIの盛り上がりを感じましたが、
各企業、全体的に技術はあるけど何をしていいのかわからない感がありました。
正直、コンテンツを作るのはとても難しいと思います。
既に来年の開催も決定しているようなので、
その時にブームが去ってしまっていないよう踏ん張らないといけませんね。