【画像認識】Deep Learningフレームワーク「Chainer」を使ってみた
はじめに
こんばんは!
今日からDeep Learningフレームワーク
「Chainer」
を使います。
これまで、Deep Learningフレームワークの
「Tensorflow」や「Caffe」
を構築し、チュートリアルまで動かすということをやってきました。
【以下該当記事】
qstairs.hatenablog.com
正直、「Tensorflow」や「Caffe」の使い方を理解できたかというと...
という感じなので、次は「Tensorflow」や「Caffe」と並んで
Deep Learningのフレームワークとして有名な「Chainer」を使ってみます。
【使った感想】
私的には「Chainer」がダントツで理解しやすかったです。
#Deep Learningのフレームワークをこれまでに2つ使ってきてだんだん理解してきていた
#ということもあると思いますが...
構築
まずは「Chainer」を動かす環境構築が必要です。
私は↓の記事を参考にさせていただきました。
Windows環境でChainerのGPUを使えるようにするまで - Qiita
#私の環境ではCaffeとかぶる部分があったので飛ばしている部分があります。
動作確認
環境構築で参考にさせていただいたサイトにあったようにMNISTで動作確認しました。
そのまま動かすと以下のエラーが出ると思います。
「WindowsError: [Error 183] 既に存在するファイルを作成することはできません。」
その際は以下の記事が参考になります。
Chainer (Windows) のサンプル mnist がWinError 183 でエラー終了する場合の対応方法。 - Qiita
修正して動かした結果が以下になります。
GPU: 0 # unit: 1000 # Minibatch-size: 100 # epoch: 20 epoch main/loss validation/main/loss main/accuracy validation/main/accuracy 1 0.190493 0.089913 0.9421 0.9714 2 0.0713777 0.0812279 0.978133 0.9735 3 0.0447081 0.094172 0.985782 0.9747 4 0.0337759 0.092058 0.988798 0.9738 5 0.0267541 0.0844208 0.990816 0.9775 6 0.0249559 0.089915 0.991948 0.9761 7 0.0206359 0.0970751 0.992998 0.9758 8 0.0178531 0.0958869 0.994115 0.9772 9 0.0181439 0.13745 0.994065 0.968 10 0.0125741 0.0760932 0.995982 0.9832 11 0.010862 0.0980279 0.996632 0.9802 12 0.0135246 0.099467 0.995849 0.9781 13 0.0160927 0.089569 0.995132 0.9816 14 0.00858059 0.097516 0.997133 0.9811 15 0.0100018 0.114216 0.997016 0.9803 16 0.0110961 0.104157 0.996366 0.9814 17 0.00965392 0.112597 0.997132 0.9794 18 0.0108803 0.130933 0.996432 0.9785 19 0.010437 0.125896 0.996982 0.9782 20 0.00899509 0.115174 0.997449 0.9827
最後に
個人的にChainerの環境構築はとても楽に感じました!
皆さんはいかがだったでしょうか?
次回はChainerでのDeep Learningのプログラミング方法を紹介します。
【関連記事】
- 「Chainer」での学習の下準備
- 「Chainer」での自前データによる学習
- 「Chainer」での自前データによる識別