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現役AIベンチャーCTOの知見、画像認識(人工知能、Deep Learning)を中心とした技術ノウハウをアップしていきます

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これからITエンジニアを目指す人が覚悟すべき重要3ポイント

はじめに

ここ1年でITエンジニアにジョブチェンジしようと考えている人がかなり多くなっています。 既に華麗にジョブチェンジできた方も出てきているでしょう。 まだどうすべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?

私としてはより多くITエンジニアが増えることを望んでいますし、 ITエンジニアになって良かったと思える人が多いことを願うばかりです。 ただ、ITエンジニアで食い続けることはそんなに楽ではないということも知っておいてほしいと考えています。

ということで、今回は現役CTOの私が考える、これからITエンジニアを目指す人が覚悟すべき重要3ポイントを挙げようと思います。

これからITエンジニアを目指す人が覚悟すべき重要3ポイント

  • 習うより慣れよだよ
  • 勉強し続けなければならないよ
  • 技術だけでは年収は頭打ちだよ(一部の天才エンジニアは除く)

習うより慣れよだよ

頭の中で論理を組み立てていくという点でプログラミングは将棋に似ています。 なので、将棋を勉強しているだけで実際に打たない人が強くなることは無いように、 ITエンジニアも知識だけ習得していては成長しません。 少しでも多くコードを書く人が強くなります。 また、実際にコードを書いていると多くの壁にぶつかります。 そういった壁の乗り越え方を実践していくことで強くなっていきます。 まるで筋繊維が切れて筋肉が大きくなるかのように。

とはいえ、知識は必要になるので勉強はしましょう。

勉強し続けなければならないよ

15年前にはiOSAndroidアプリ開発者はいなかった 10年前にAWSを使っている開発者はほとんどいなかった 5年前ではAIが民衆化しておらず扱える開発者はほんの一部だった

このように、次にどのような技術が流行するかわからないのがITの世界で、 ITエンジニアは都度習得・理解していく必要が出てきます。 習得していかない人は食いっ逸れることは少ないかもしれませんが、収入が上がりにくくなるでしょう。

とはいえ、新しいモノ好きでないと勉強し続けることはかなり大変です。。 なので、自分には厳しいかなと思ったらPM等、IT知識が多少あればこなせるポジションに移ることもありと思います。(最近ではエンジニアよりマネージャー職がかなり不足しています。)

技術だけでは年収は頭打ちだよ(一部の天才エンジニアは除く)

これまでの開発は分業度合い(営業、業務設計、システム設計、実装等)がかなり強くありました。 しかし、これから社会の流れが加速する中で分業していくと時間がかかりすぎてしまいます。 それぞれの境界線が薄くなっていき、マルチで仕事を遂行できる人の重要性が高くなっていきます。

この点、ジョブチェンジの方は有利です。 現在の仕事の知識・ノウハウを持ってITエンジニアになるので、 関連する業界、事業を顧客に持つ企業に携わると重宝されるでしょう。 ITエンジニアは良くも悪くもオタク気質が強い人が多いので、 差別化して収入アップできると考えています。

最後に

今回は現役CTOの私が考える、これからITエンジニアを目指す人が覚悟すべき重要3ポイントを挙げました。

少し脅しのように感じる方もいるかもしれませんが、 私としてはより多くITエンジニアが増えることを望んでいますし、 ITエンジニアになって後悔する人が出てきてほしくないと思っています。

とりあえずITエンジニアに挑戦し、自分に向いてなければ以前の業種に戻っても良いと思います。 少なくともITに関する知識は増えていると思うので、 マイナスにはならないでしょう。

人生100年時代。色々挑戦していきましょう!

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