【IT】「増え続ける50代SE、減る20と30代」をクリティカルシンキングで考える
IT現場の最前線で働き続ける50代SEが増えている。
IT現場で働く50代が増えているとのこと
農業に続きIT業界も高齢化が進んでいるのかと驚きです。
なぜこんな事態になっているのか
今回はクリティカルシンキング的な感じで考えます。
クリティカルシンキング
今回のイシューは
「なぜ50代SEが増え続け、20と30代SEが減っているのか?」
でしょう。
ある集団の人の増減は、以下の2つの観点で考えるとスッキリします。
・新しく入る人数
・やめる人数
要は、新しく入る人数よりやめる人数が多ければ減り、
逆に新しく入る人数よりやめる人数が少なければ増える
よって、枠組みとしては以下になります。
- 新しく入る50代が多いのか
- やめる50代が少ないのか
- 新しく入る20、30代が少ないのか
- やめる20、30代が多いのか
続きて上記の根拠ですが、
今回は私の肌感覚で進めます。
1. 新しく入る50代が少ないのか
これは無さそうです。
2. やめる50代が少ないのか
これはありそうです。
定年まで残り10年ほどの人が会社を辞めて別の仕事を探すとは考えにくいです。
3. 新しく入る20、30代が少ないのか
これもありそうです。
少子高齢化に伴いこの世代の母数は50代に比べると少ないため
IT業界に入る人も少なそうです。
4. やめる20、30代が多いのか
ブラック体質といわれるIT業界から
安定した職に転職する人は一定数いそうです。
解決策
以上から対策を検討します。
・50代を辞めさせる
→50代の割合を減らすという観点では効果はありますが、
人手不足の中で雇用人数を減らすのは得策ではありません。
・新しく入る20、30代を増やし、やめる人数を減らす
→これが効果ありそうです。
どうすれば、
新しく入る20、30代を増やし、やめる人数を減らすことができるか?
いきなり20、30代の母数を増やすことはできません。
そこで、外国人を雇ってはどうでしょうか。
また、ブラック体質のIT業界を改善する、
テレワーク等の柔軟な働き方ができる環境を構築するも効果ありそうです。
よって解決策は、
「若い外国人を雇い、
IT業界の体質を改善し若手SEの離職を抑える」
なんだか、
ありきたりでつまらない解決策になりました...(--;