【画像認識・AI】ファッションにも人工知能を
ファッションコーディネートアプリ「IQON(アイコン)」を運営するVASILY(ヴァシリー)は3月9日、ディープラーニングによる画像解析技術を活用し、人気インスタグラマーのコーディネートに似たアイテムを購入することができる新サービス「SNAP by IQON(スナップ バイ アイコン、以下SNAP)」を正式にリリースした。
AlphaGoが囲碁のトッププロに勝利してから近年、
Deep Learningによるサービスが多く出てきています。
そして、今回はファッションへの活用ということで、
人気インスタグラマーのコーディネートに似たアイテムを購入できるというサービスです。
私はファッションに興味ないので、
どれだけ便利なものかはわかりませんが、
記事の中にあったVASILY代表取締役の金山裕樹氏の言葉はなるほどと納得させられます。
「これまでのECでは、テキスト検索で商品を探すのが普通だったが、テキスト検索ではファッションとの偶発的な出会いが起こりにくい」と話す。「たとえば『ナイキのエアマックスの24センチが欲しい』というように、買うものが決まっているならテキスト検索でもいいが、ファッションアイテムの場合は必ずしも“指名買い”だけではない。会社帰りにたまたま立ち寄ったショップで見つけたものを、何となく欲しくなって衝動買いする、ということがある。IQONは(コーディネートという)ビジュアルの組み合わせによって、ネットでも“見て欲しくなる”きっかけが作れないかということで開発した」(金山氏)
要は消費者の「なんとなくこんなものが欲しい」を具体化することで、
これまでに生まれなかった購入機会を見出すということだと思います。
なんとなく機械に誘導されているようで違和感を感じる方もいるかもしれませんが、
ここまでDeep Learningが盛り上がった現在ならではのサービスではないでしょうか。
以上