【AI】羽生善治三冠が人工知能について語る
羽生善治三冠と中島秀之(東京大学 特任教授)が人工知能をテーマに対談した記事がありました。
対談の内容を読んで、
面白いと思った言動をいくつか挙げます。
人工知能が生み出す新手に対して、
羽生:
人間の「これが心地よく感じる」とか「美しく感じる」っていう感覚とは、合わないようなことがあります。中島:
人間は、脈絡を持って打ちますよね。しかし、今のコンピュータは、一局面ごとに再判断を始めるので、流れがない。
人間の感じる「美」という感覚に対して
人工知能の出力は合わないことがあるという。
人間が心地よく感じる感覚を学習させられれば解消できそうではありますが、
私はそういった人間の感覚では生み出せない出力が
これまでにない新たな価値を生み出してくれるのではないかと期待しています。
中島:
仮説の1つに、「美男や美女という評価は、生まれてから学習するものだ」というのがある
この仮説は驚きました。
これまで顔の黄金比なるものをテレビなんかで観てきて納得していたので、
こういう考えもあるのかと勉強になりましたね。
まだまだ注目が収まらないAI・人工知能ですが、
これからどのような驚きを人間に与えてくれるのでしょうか!