Qstairs

現役AIベンチャーCTOの知見、画像認識(人工知能、Deep Learning)を中心とした技術ノウハウをアップしていきます

広告

【ITエンジニアの実情】フリーランスを1か月経験して感じた会社による働き方の違い

f:id:qstairs:20170209000813j:plain

はじめに

3/31で4年間勤めた会社を退職し、
4月からITエンジニアのフリーランスとして働いて1か月がたちました。

私がエージェントに 仕事を探してもらう際に提示した条件は
とにかく残業が少ない職場で!
というものでした。

この条件で仕事を探してもらい、
今の現場の面談を受けた際には
稼働は安定している=残業はほぼない
と聞いていました。
とはいえ、
実際は20時間ぐらいは残業することになるだろうと考えていました。

では、4月も終わったので結果を発表します。
残業時間はなんと、
0時間
でした。
驚くことに毎日18時前には退社するという素晴らしい日々を送っています。

また、仕事内容はと言いますと、
1つの作業を余裕のある納期で進めるという
前の会社ではありえない状況に困惑しています。
#もちろん、入って間もないため納期に余裕を持たせてもらっていますが。

ちなみに、前の会社では3~6の案件を並列に進めていき、
中には短納期なものもありました。

なんで同じIT業界で働き方に差が出てしまうのでしょうか。

私が思うに、以下3点が理由として挙げられるのではないでしょうか。

  1. 扱う技術の違い
  2. 顧客を固定できるか
  3. 顧客が業界トップシェアか

では、それぞれに関して以下に記載していきます。



扱う技術の違い

働き方に差が出る理由の1つ目としては、
扱う技術が全く異なることが原因ではないかと思います。
つまり、世間に定着した技術か未知の技術かということです。

前の会社では、最先端の技術を使用した案件がほとんどでした。
最先端の技術は顧客も「相場」が分からないため、
どうしても低く見積もられます。
また、先陣切って最先端の技術を使いたいと言ってくれる顧客は少なく、
こちらとしては何とかして受注したい、実績を残したいという思いがあるため、
比較的少額で短納期でも受けざる負えない場合もあります。

一方、定着した技術は、
基本的にある程度の市場規模が確立されているため、
(だからと言って儲かるというわけではない)
顧客もその技術の「相場」を(調べれば) 理解でき、
双方納得した上で受注しやすくなります。

つまり、扱う技術によって、
顧客と受託側のパワーバランスが変わることで働き方に差が出ているのではないでしょうか。

顧客を固定できるか

働き方に差が出る理由の2つ目としては、
顧客を固定できるかという点です。

顧客が固定されるとどうなるか、
顧客にとっても受託側にとっても互いを切り離せない関係になります。
つまり、信頼関係が生まれます。

するとどうなるか、
顧客もある程度のことであれば受託側の意見を聞き入れるようになります。
よって、開発内容に関しても、納期に関しても受託側には余裕を持たせることができます。

ただ、顧客を固定すると様々な問題がありますが...

顧客が業界トップシェアか

働き方に差が出る理由の最後としては、
顧客が業界でトップシェアかという点です。

顧客が業界でトップシェアだと何が良いのかというと、
簡単に言えば、お金を持っている(可能性が高い)ということです。

顧客がお金を持っていると、買い叩かれる可能性が減ります。



最後に

いかがでしょうか。
正社員として4年間、フリーランスとして1か月働いた中で感じた、
会社(職場)による働き方の違いの原因についてまとめました。

ただ、個人的な肌間隔によるもので、
定量的な数値を使用しているわけではありません。
なので、( ´_ゝ`)フーンという感じで受け取っていただければと思います。



「一人でも多くのITエンジニアに幸せになってほしい。」

そう願う限りです。

広告